~素材を語る~
布の源流----苧麻・大麻・楮・葛----は、四季の変化に富む自然がもたらした大地の恵み。はるか昔から、人は暮らしの中でこれらの繊維を巧みに利用し、厳しい自然を生きてきました。
時代が混迷と危機を深める中、布の源流を辿ることは、今を生きる大きな標となることでしょう。
この後、この流れがどのような変化と広がりを見せるのか、どうぞご期待ください。
日時:2012年8月2日(木)~6日(月)
場所:クロステン(十日町地域地場産業振興センター・大地の芸術祭本部隣)
素材展ブログ:http://aoni.blog.ocn.ne.jp/sozaitenn/2012/
会期中は、近世麻布研究所の吉田真一郎さんをはじめとする多彩な講師陣が、出展者とともに布と素材を語ります。
同時に十日町市博物館では、越後縮を含む『日本の四大麻布展』が開かれるなど、布と素材を堪能する五日間です。
多くの方々のご来場をお待ちしています。
<出展者>
〈苧 麻〉 麻/青土/橋本 隆
越後アンギン/染色処 岩清/岩田重信
越後縮の蒐集/霜垣義三
からむし/ネオ昭和/村山好明
〈大 麻〉 野州麻/大森由久・芳紀
〈亜 麻〉 亜麻/日高雅恵
〈野の草〉 草の服/高須賀活良
〈楮〉 和紙の灯り/和灯屋/鎌田泰ニ
和紙/越後門出和紙/小林康生
〈し な〉 しな/富樫正三
〈漆〉 和漆/木工房/臼杵春芳
〈木 綿〉 BORO チクチク/にいがた「銀花」/池 昌子
〈絹〉 絹の周辺/小口慶子と宮坂製糸所
〈ウール〉 染・毛斯綸/風工房/斎藤 洋
〈雪〉 雪の建築/形象社/五十嵐純一
<レクチャー>
近世麻布研究所・吉田真一郎「江戸期の大麻・苧麻布」
奈良晒研究家・澤田絹子「日本・韓国・中国/麻布の現状」
十日町市博物館前館長・竹内俊道「越後縮を生んだ素材と風土」
古文書研究家・丸山克巳 「越後縮問屋・加賀屋の奉公人」
野州麻栽培農家・大森由久「大麻が繋ぐ日本の伝統」
越後門出和紙・小林康生「楮がなりたがっている紙に」
他