決して均一なものではありません。お蚕さんの外殻や繭皮など、いろいろと混ざっています。柔らかいところもあれば、かたいところだってある。スススーッと抵抗なく糸が引けると思ったら、大間違い。ケッコウ大変なのです。それでもやってみようという方たちだけが手にすることの出来る不揃いな糸たち。
これも手織りの人にはおもしろい糸でしょう。
現地で見ると棒状になっていることが多い。 見た目は固そうだが、実はやわらかい。
この糸だけは、どう説明すれば分かってもらえるのか。 困ります。こんな太い糸。 小指位の太さがあります。クズ繭を集めてつくります。 かの地では、これで絨毯をつくるとか。 編み物には使えそうな気がする。 帽子を編むとか、バッグなんかもいけるかな。 家庭用の洗剤で煮洗いすると柔らかくなります。 すべりも良くなって、扱いやすい。
玉子じゃありませんよ。 これがインドのタッサーコクーン。 大きくって固い。 現地では象が乗ってもつぶれないと自慢する。
ただ今「染織のための自然素材展・沖縄」の企画に全力投球中。